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<<   作成日時 : 2018/07/02 09:12   >>

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◆◆◆◆◆1話




「○○君! 勘違いしないでくれたまえ! 私だって好きでやっている訳ではないんだ!!」

 と、俺の背後の両脇から手を回してブラウス越しに両胸で揉む課長。


 俺は、この銀行に入社して今年で3年目の総務部の列記とした係長なのだが、

近年の不況の煽りを受けて、派遣会社から大量に受け入れていた女子の派遣社員を切って、

会社を立て直すべく、各部署から召集されし身長165センチ前後の小柄な男たちは、

通勤する時は背広で勤務する時は、スーツスカートにパンストを履きブラウスにリボンに

ローヒールのサンダル姿で、午前と午後に分かれて、店内に来る客達に背を向けて

仕事をしているフリをする仕事をしている。


 業績悪化か連日報道され、金融不安から顧客離れを防ぐ対策として、派遣社員の替わりに

比較的小柄な男性社員たちが、女装してあたかも、ここでは業績は悪化していないと言う

奇策とも取れるアピール作戦に出たのであった。


 そして、総務部の係長である俺も招集された中の一人として、女子社員から女の心得を学び

歩き方から、立ち座りに至るまでを毎日数時間勉強して、華々しく店内にデビューしたのが

2週間前なんだが、何かギコチ無いと言う、俺を指摘した女が居たらしく、そして俺は

その日から毎日、毎朝のように一人会議室に呼ばれては、ホモと噂される人事部長の

餌食として、背後から胸を揉まれ続けている。


 人事部長曰く!!

「女になりきれないのは、女の気持ちに成り切れていない所為である!」 と、人事部長。


 俺に対して普通ならセクハラとも取れるような行動を、研修や勉強と言う名のごとく…

「さあー! 女になるのだ! 女の心になるのだ!」 と、ブラウスの上から乳を揉む部長。


 最初は、ブラウスの上に手をかけるだけだった、人事部長も次第にエスカレートし

両胸を揉むようになり、デスクワーク用の椅子から背凭れ無しの椅子に替えられたと思うと

なにやら背中に当る硬い物、内心これは!と思いながらも抵抗出来ずに耐えるのは女心。


 何度かブラウスのボタンを外されそうになるものの、何とか危機を脱した俺だったが

俺を嫌いな女性社員が居て、部長にある事ない事を耳打ちしてるらしく、ホモの部長も

それをいいことに、ここぞとばかりにホモダチの和を広げようと画策していた。


 今朝なんぞは、俺のウナジにフ〜ッと熱い息を吹きかけて来る始末で、会議室なのに

ドアに鍵まで掛けてくるほど熱心な部長だった。


 午前中は女装して顧客の目を騙し続け、午後からは減少傾向にある客離れを防ぐべく

奮闘する日々を繰り返している。


 まぁ〜 楽と言えば楽だし、女装に使う衣類は全て会社負担と言うこともあって慣れれば

どうってことのない死後となんだが、経費削減で冷房も温度を上げられ25度設定で

暑くて耐えられないでいると、本物の女子社員たちがチョッキを脱ぎ始めたことで、

俺達は窮地に追い込まれたのだ。


 俺もチョッキを脱ごうとすると、危険を察知した女子社員が俺に咄嗟に耳打ちした一言。

「係長! チョッキを脱いだら肌着が透けて見えちゃいますよ!」 と、慌てる女子社員。



 俺達、特命班には翌日からブラジャーとスリップが支給された…


 顔は慣れない化粧で肌荒れを起し始めていた…


 頭はカツラの所為で拷問のようだった…


 俺、どうなっちゃうんだろう…



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